霜焼けしたハカラメと命をつなぐ孫たち

　日記は大学ノートに綴っていたのだが、妻が10年日誌という優れものを使い出したので、これは便利だ！とまねをして使ったのが2001年からである。2冊目もあと1年分を残すだけになってしまった。記録できるスペースはほんの数行だが、それでも過去を振り返るのに役立っている。ちなみに今日29日を振り返ってみた。同じページなので8年分の軌跡が一目瞭然に読み取れる。たまに旅に出ているが、ほとんどが迎春準備で、大掃除部長を命じられ外回りの掃除や、窓磨きなどしている。
　ところが今年はパソコンを買い換えたので、軌道に乗せるまでが難儀の連続である。プリンターでの年賀状印刷が出来なくなった。A4サイズは難なく印刷してくれるのに、はがきになると内蔵センサーが感知してくれない。電気屋さんがメーカーに問い合わせてくれて、やっと本文の印刷が完了した。次は宛名印刷だがデーターの移し替えがうまくいっていないのか、ウインドー10では仕事をしてくれない。今日も電気屋さんを呼んで対処したいところだが、彼も我が家に掛かりぱなしでは気の毒だ。宛名書きだけは手書きにすることにしよう。大掃除部長は明日になることだろう。
　「葉から芽」（セイロンベンケイソウ）に霜よけの簡易温室を作ってやるはずだったが、それも果たせぬ間に霜にやられてしまった。その代わりとして葉っぱを採取して、そこから出る孫が、冬場でも成長するのか？の実験観察をしているが、何とか生きている。来春まで生き延びてほしいと願っている。

「歳末に　言うこと聞かぬ　パソコンめ」