ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

関西蒲公英(カンサイタンポポ)

          総苞外片が反り返らない国産タンポポ

         地面にへばりついて咲くセイヨウタンポポ


 坪内捻転先生の俳句教室に参加するきっかけになったのは「たんぽぽのぽぽの辺りが火事ですよ」という句に接したからである。12月の教室で「ぽぽ」についての説明があった。タンポポは別名で鼓草とも言われている。江戸時代の子どもたちも茎を折って、水車遊びなどをしていたのだろう。両端が反り返った様子を鼓に例えて、その音が「たん、ぽん」「ぽぽ」としたという。因みにドイツ語で「ポポ」とはお尻らしい。命名の由来は種になったときの様子が「たんぽ」に似ているから「たんぽ穂」と名付けられ「タンポポ」になったというのが一般的である。
 セイヨウタンポポは冬場でも地面にへばりつくような形で咲いているのをよく見かけるが、早々とカンサイタンポポが咲き出してきた。今年は暖冬の影響で花々の開花が早そうである。タンポポについては今までに何度かアップしてきたので、詳しい説明は省略するが、食べられる野草と言うことで今年もお世話になることだろう。全草に薬効があるので利用したい身近な植物である。特に薬理実験で抗がん作用があることも証明されたのでお勧めの野草である。まだ試していないが、根っこで作るタンポポコーヒーにもチャレンジしてみたい。


「七草の 代わりにぽぽの 一葉でも」

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