ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

冬の奈良

            旨く撮れなかったイカルの群れ

         庭にさりげなく置かれた寄せ植え盆栽梅


 穏やかだった1月の最後に、やっと冬らしくなり近畿各地に雪を降らした。下見で訪れた奈良も霰(あられ)が落ちる冷たい一日だった。何よりもコロナウイルスの所為で人出が極端に少ない。ホテルでもキャンセルが相次いでいるようだ。いつもは観光客に鹿せんべいをもらえる鹿たちも、当てが外れたのか人の姿を見つけると近寄ってくる。あいにくドングリを持参しなかったのが悔やまれる。本番は「鹿寄せ」イベント見学を予定しているので、在庫してあるドングリを持って行こうと思っている。ただしドングリは「鹿苑」と呼ばれる鹿の保護施設に届けることにする。
 当日は「鹿寄せ」行事の後は、野鳥観察を予定している。ツグミやセキレイ類は見かけるのだが、猛禽類などは「鳥屋」がいないと判断できない。我々素人は全部カラスかトビに見えてしまう。以前に奈良を訪れた時に、とっておきの場所を覚えていたので、そこにも立ち寄った。たくさんのイカルが集団で梢を行き来している。手持ちのデジカメでは旨く撮れなかったが、鳴き声や肉眼でも確認できるイカルの特徴など捉えられて、素人としては満足できる野鳥観察だった。
 観光客が少ないながらも、大陸言葉が飛び交い、彼らには申し訳ないができるだけ近寄らないように気を付けた。もちろんマスクも着用しての外出だった。


「奈良の鹿 せめて声でも 風邪引くな」

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