ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

水温む

          栗林に進出してきたヒメリュウキンカ


 いつも通る散歩道に農業用か防火用か知らないが人工池がある。以前には2尾の鯉が泳いでいたものだが、いつの間にかいなくなってしまった。1尾が死んだので、かわいそうだからと川に返してやったらしい。そこにウシガエルのオタマジャクシが、沈殿している泥から姿を見せひなたぼっこをしているように見える。普通卵の状態で越冬するはずだが、さすが特定外来種だけあり、幼体でも越冬出来るのだ。本来なら今のうちに池ざらえをして駆除しなければならないのに、なぜかオタマジャクシに関しては寛大である。生態系を破壊してしまうウシガエルについての寛容度が強いと見受けられる。
 居酒屋で「柳鳥」として提供されていたものを、わざわざ求めて食べに行ったこともある。ウシガエルを捕まえて料理に提供する分には犯罪にならないと思うので、特定外来駆除のためにも利用すればと思うのだが。
 手持ちの山菜ガイドに掲載されているリュウキンカの仲間が咲き出してきた。と言ってもこちらはヒメリュウキンカの方だが。本ではリュウキンカは食べられるとなっているが、キンポウゲ科なので毒成分を含んでいるはずだから、食べないようにしている。この花も繁殖力旺盛で見る間に花壇を占領してしまう。ただ夏場は休眠しているので邪魔にはならない。冬場の花壇を緑で覆ってくれるのがありがたい。


「池底で 日向ぼこする 蝌蚪一つ」

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