ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

再審法の見直しを!

              頂いて帰った議会だより


 数日前に滋賀県湖東病院のえん罪事件の再審裁判が開かれ、犯人として12年間服役された西山さんが、実は警察・検察のでっち上げであったことがつまびらかになり、無罪判決が間もなく言い渡される段階までたどり着けた。その間どれだけの犠牲を強いられたことか?彼女の青春が国家権力によって全て奪われてしまったのである。
 日産のゴーン被告の肩を持つわけではないが、日本の司法制度は国際的にも例を見ないぐらい前近代的である。取り調べなど密室で行われ、弁護士立ち会いも認めていない。依然として自白偏重がまかり通り、数多くのえん罪事件を作り出す温床になっている。
 今回、えん罪事件被害者や弁護士、学者などと共に再審のルールを作ろうと、日本国民救援会も全国規模で再審法改定のための陳情活動に乗り出している。箕面・豊能・能勢の一市二町の議会から国に対して「再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書」の採択、提出を求める要請に、能勢、豊能の議会事務局を訪ね、議長への面会を要請し、来週、議長に対して正式陳情をすることになった。すでに隣町の池田市では全会一致で採択されている。
 湖東事件で明るみになったのは、被告に有利な証拠を検察が隠していたことである。再審法改定に関する意見書では、全ての証拠を開示せよ!検察官の不服申し立てを禁止せよ!再審の手続きを整備しよう!と言う当たり前の3点である。


「寒風に 心砕けず 前向きて」

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