月曜日は低山ハイキングの予定を入れていたが、あまりにも冷え込んだのと、宿題を抱えていたので、安易な選択をしてしまった事に悔悟の念が残った。週間天気予報では水曜日あたりから雨マークが続いている。今日一日の晴れ間を逃してはとの判断から、六甲山系の打越山方面ハイキングに参加することにした。今年は出だしから良いスタートが切れたと思っていたのに、その後あまり山歩きが出来ていなかった。
　阪急岡本駅から八幡神社を経て、勾配の急な住宅地を抜け八幡谷登山口に辿り着く｡そこからハイキングコースが始まる。アスファルト道より登山道の方がずっと楽だと感じる。途中に山の神を祀っている処があったりして、適度な休憩口実を与えてくれる。峠ではマウンテンバイクの若者たちに出会い、自転車に凝っていた頃を思い出す。そう言えばアウトドアー派のロクもカヌーやスキーなどとは縁が切れてしまった。山に付き合ってくれる男性群も減ってしまった。
　七兵衛山（462m）は眺望も良く、皆さんが昼食場所として利用されている。我々も少し早く着いたのでゆっくり昼食を採ることにした。冬場はテルモスの熱湯持参でカップ麺が定番になっている。後はバナナでもあれば良い。コーヒーは何時もリーダーが入れてくれる。みよんさんのような豪華な昼食とはならない。昔はワインなど持ち上がったものだが、山の案内をし出してからは、山中では飲まないと戒めた。
　昼食後は打越峠に引き返し打越山（481.6m)を目指す。食事後の登りはつらいものだが、あまり高低差もないので苦にならない。下山は十文字山方面に採るが、ピークを見つけられずに街まで降りてしまった。

「眼下には　煌めく春の　海ありて」