大阪城梅林
思いのまま
南高梅
白加賀
武蔵野
緑萼
月一回の俳句教室が大阪城の近くなので、そろそろ見頃を迎えているだろうと寄り道してきた。梅林を俯瞰できる方から近づいて行ったが、馥郁とした香りに包まれている。「ふくいく」などという表現は梅のために用意された言葉だと思ってしまう。デジカメで香りまで写せるようにならないものかね?基本的に白系の花が好きなので、どうしても白梅に足が向く。午前中は青空も出ていたのだが、訪れた時間帯にはどんよりとした空模様になっていたので、綺麗な写真にならなかった。
俳句教室の兼題(宿題)は「雑」と自由句だった。今回もロクの句に対して仲間からの評価はほとんどなかったに等しい。「雑」句で「冬芽観て覚える秘訣雑魚寝だよ」について「ザ・コ・ネ」と言うのは三大美芽のことです、との説明に、ねんてん先生はしきりにメモを取り感心されておられた。大先生に新たな知識を提供出来ただけで大満足である。いつか先生の随筆に「ザ・コ・ネ」が出てくるかも知れない。自由句ではオタマジャクシを「蝌蚪」という語彙を使ってみたところ、なかなか理解されずに独りよがりの句になったようである。でも評価を狙うより自分流を貫きたい。
「大都会 谷間に梅の 楽園が」