ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

野鳥観察での拾いもの

            コアカミゴケという地衣植物

                 シロハラ

                 ヒドリガモ


 例会が水曜日に設定されているサークル「めだかの学校」にはなかなか参加できていない。もともと展葉調査をしていたグループが立ち上げたサークルで、一緒に活動していた仲間なので発足当初から末席を汚しているが、他の活動と重なりご無沙汰続きである。今回は有馬富士公園で野鳥観察をするというので参加させて頂いた。あいにくの雨予報だったが、何とか雨具のお世話になることもなく観察できた。
 仲間に鳥屋がいないので、手探りでの観察になる。それでも不明種を入れて23種を観察することが出来た。特筆すべきはアカゲラやカケスなどを全員で確認できたことである。デジカメで撮れるのはカモ類ぐらいで、小鳥類まではレンズが届かなかった。
 野鳥観察路でコケの花を発見!コケに見えるが地衣類の一種で、ハナゴケ科コアカミゴケという地衣植物である。花に見える赤い部分は子器と呼ばれる生殖器官で、その中で菌類としての胞子が作られる。因みに地衣類とは菌類と藻類が共生関係を結んでできた複合体の総称と定義されている。地衣類は環境指標生物としての判断基準にも用いられている。地衣類があれば環境が良いという大まかな判断である。


「苔の花 木道手摺の 春時雨」

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