サクラ属
野生種:オオシマザクラ
野生種:エドヒガン
園芸種:ヨウコウ
園芸種:ベニバスモモ(紅葉李)
アーモンド
スモモ
スモモの特徴(萼が反り返っている)
サクラの仲間はあまりにも多いので、纏めて属でくくってみた。一般的にサクラとして認知されているのは野生種10種を含めて、河津桜など自生種が100種以上あるとされている。園芸種を含めて300~600種と言うから、とても覚えきれない。せめて基本固有種10種の特徴はマスターしたい。因みに10種とはヤマザクラ・オオヤマザクラ・カスミザクラ・オオシマザクラ・エドヒガン・チョウジザクラ・マメザクラ・タカネザクラ・ミヤマザクラ・カンヒザクラとされている。野生種からカンヒザクラを除く場合もある。
サクラと言われるものだけでも600種もあるのに、さらにサクラ属まで含めると大げさだが天文学的な数になる。以前このブログで紹介したことがあるが、植物図鑑でサクラを検索しても掲載されていない。サクラというのは属名で固有名ではないからだ。ウメが掲載されているのは、サクラ属に含まれる1種だからである。
たまに観察会などしていると、艶やかな花で人気があるアーモンドもサクラの一種ですか?と聞かれる。サクラとは呼べないがサクラの仲間です、と判ったような判らない説明をしてしまう。桃や李(スモモ)もサクラ属に含まれる。
「桜咲く 自ら発信 いざ行かん」