ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

渓の桜

             見上げる桜のエドヒガン

              菜の花とのコラボ

               ドローンで撮影


 日本一の里山だと発信されている能勢エリア(豊能郡・箕面市北部・猪名川町・川西市など)ではエドヒガンが見頃を迎えている。特に川西市ではエドヒガンの保護育成に力を注ぎ、苗木の植樹などもボランティアさんの協力を得ながら進めておられる。ひとくらクラブで一緒に活動させて頂いている仲間たちも、猪名川流域の住宅地「水明台」で谷筋に自生するエドヒガンを守り育てようと、街を挙げて保護育成活動に取り組まれている。
 そんな活動が実り、樹齢50年と言われるエドヒガンを中心に、植樹された若木なども開花し見事な景観を作っている。今年も一般公開して市民に楽しんで貰う予定を組んでおられたが、コロナ騒ぎで中止になってしまった。毎週木曜日が活動日なので、仲間に無理を言いお邪魔させて頂いた。
 ソメイヨシノの開花宣言が出され、花見の季節を迎えたが、大阪でもシートを拡げて宴会するのは自粛して欲しいと言う「お触れ」が出された。国では特措法が「改正」されて、お上から “あれも駄目、これも駄目” と言う「お触れ」が頻繁に発令される様相が強くなってきた。その先取りとも言うべき大阪での「お触れ」である。もともと花より団子派ではなく、花は花として楽しみたい派なので、宴会中止にしても影響はない。ただお上から命令されるのには抵抗を感じる。
 ソメイヨシノは花を間近に愛でる桜だが、エドヒガンは下から見上げる桜である。離れた場所から谷筋に咲くのを愛でる桜でもある。まさに「渓の桜」である。オオシマザクラの葉っぱは桜餅に使われているので、美味しいと、味で愛でる桜に区別としている。


「青空に 散りしく如き 桜花」

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