菫(スミレ)
有茎類:タチツボスミレ
無茎類:スミレ
無茎類:シハイスミレ(葉裏が紫色)
白花種のスミレ(参考画像)
手作り紙芝居でスミレの種の仕組みを説明
サクラが各種咲き出して来たので外出したいところだが、自粛要請とやらで閉じ籠もっておられる方も多いことだろう。そんな時には近くに公園でもあれば訪ねてみるもの息抜きになる。出来ればルーペを持参して、花の作りなど観察してみると、新たな発見を見いだせるかも知れない。ルーペがなければ百均での虫眼鏡風のものでも間に合う。
タンポポ以外で目に付くのはスミレの仲間だろう。この仲間も種類が多いので名前を覚えきれない。日本には150種ぐらいあるということで、スミレだけを取り扱った図鑑も出版されている。幅広く植物たちと友達になりたいと思っているロクは、浅く広く付き合いたいのでそこまでマニアックにはなれない。スミレには他の植物と違って、茎を持たない種類があるので、有茎類と無茎類に分けている。一般的に路地などで目にする紫色のスミレは無茎類で、根元から直接葉を出し、その間から細長い花柄に代わる花梗(かこう)を出して花を付ける。少し山間部でよく見かける薄紫のタチツボスミレは有茎類の代表格だろう。その程度を知るだけでスミレに関しての権威者顔が出来る。
スミレには毒を持つものがないので安心して食べることが出来る。便秘・不眠症・関節炎・滋養強壮・打撲傷など各種薬効もあるので、利用したいところだが ♪スミレの花咲く頃~♪ が頭をよぎり、まだ食べたことがないが、食べてみたいものである。
「花すみれ 歌うごとくに 集まりて」