ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

高見城跡へ

           旧氷上高等小学校校舎・たんば惣明館

                 織田信包像

          田ステ女 少女像


 「麒麟がくる」シリーズで明智光秀ゆかりの山城を追っかけている地元の低山会が活動を再開した。何時もは10人前後だが、この会もご多分に漏れず、再開を心待ちされていた15人もの参加者で丹波市柏原(かいばら)の高見城跡を目指した。黒井城跡も一緒にとの思いもあったようだが、自粛で体力が落ちているやも知れず、気温も上がると言うことで、大事を取られて次回の訪問先とされた。
 柏原は陣屋も残る城下町で歴史的建造物が保存されている。織田信包像なども配置され歴史街道の雰囲気を醸し出している。旧氷上高等小学校前には、そこで音楽教師として教鞭を執った犬童球渓作詞の「旅愁」モニュメントもあり明治がふつふつと忍ばれる。さらに江戸時代の俳人「田ステ女」の少女像まである。彼女は6歳の時に「雪の朝二の字二の字の下駄の跡」を詠んで才能が認められ、詩人・俳人の道へ進んだ。
 高見城山頂(485.3m)は360度見渡せるパノラマが拡がる。湿度も低く澄み渡った景観と、汗を乾かしてくれるそよ風は至福のひとときだった。比高まで確認していなかったが、結構な勾配のピストンコースで下りでは3人が足を滑らせる疲れをみせた。下山後の山のレストランでビールが目にとまったが、トロピカルクリームソーダで我慢した。


「コロナ禍で 麒麟も来ない 梅雨を待ち」

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