ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

笹百合(ササユリ)


 山の会と名乗れないほど尻すぼみの参加者になっている50歩100歩の活動もスタートした。足慣らしと言うことで手近な箕面になった。ここなら通勤時間を外して出かけられるから安心である。リーダーは箕面在住だし、妻も月1回は箕面歩きをしているので、コースなどはお任せである。今回は落合谷コースから六箇山を目指すという。2人の後をついていくだけである。
 妻が所属する別の箕面メンバーから、ササユリの咲く場所を教えて貰ったというので案内して貰った。鹿に食べられないように保護されているその場所は、かなり知られているようで何人かの方が訪れてこられた。手の届かない石垣の上にあるので盗掘も出来ないだろう。箕面歩きの楽しみが増えた。
 ササユリは本州中部以西に自生する日本特産種で、笹の葉に似るところから名付けられた。茎も細く、葉も笹状、香りも微香で、花もうつむき加減と言う姿は、清浄・上品という花言葉通りである。古くから美人のたとえとして知られている「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と言われた百合はササユリやヒメサユリが似合いそうだ。ヤマユリやスカシユリにはその雰囲気がない。因みにシャクヤク・ボタン・ユリは全て婦人病の薬草らしい。薬草として用いると美人になるらしいが、お知り合いの婦人方には手遅れの感じがしないでもない。


「ほらほらと 見上げ届かぬ 崖の百合」

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