ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

雨の贈り物

              

             ビワの枯木にキクラゲが

                キクラゲの佃煮

              お口直しにノイバラでも


 北海道と小笠原諸島には梅雨がないらしい。東北北部を除いてほぼ全国的に梅雨入りした。今年の梅雨は太平洋高気圧の勢力が強い北上型らしい。と言うことは2年前の豪雨が懸念される。以前から西日本の梅雨はジメジメとしており雨量も多い傾向である。入梅2日目の昨日は終日の雨で外出も出来なかった。何時もなら晴耕雨読という選択肢もあるが、コロナの自粛期間にほとんど片付けなども終わってしまった。
 濡れない程度に家の周りを確認する。サギソウがどの程度葉を出しているのか、ハエトリグサの花茎が何本も伸びてきたなどと、手持ち無沙汰の爺さんを演じていた。猫の額がますます狭くなるので、大きくなりすぎたビワの木の成長を止める対策として、導管を遮断するべく幹周りを切っておいた。その幹には水分や養分が遮断されたので枝も枯れてきた。そこにキクラゲ育っている。雨が降らなければ目立たないのだが、終日の雨はキクラゲがマイタケのように踊っている。これ幸いと採取したのは言うまでもない。
 手っ取り早く刺身でと思ったが、以前に他で採取したキクラゲを乾燥させてあるので、それと一緒に佃煮にしようと思い立った。何も足さずにキクラゲだけ使う贅沢品である。最後に白ごまを振りかけて完成。もちろん美味しいと言ってもらえた。


「梅雨浴びて 思い思いに 舞う茸」

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