ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

渓歩き

              五重塔が青空に映える

             知る人ぞ知る自然の噴水


 まだ通勤時間帯を避けたいので、どうしても近場の山歩きになる。50歩100歩ではお馴染みの中山最高峰に行くことになった。梅雨は何処へ去ったのというほどの五月晴れである。陽射しはきつく気温も上がっている。ならばと渓歩きコースを採ることにした。このコースは最後が急登になるのであまり歩かれていない。先日の雨で水量も増しているので、ちょっとした徒渉箇所も気を付けなければならない。
 中山観音は安産祈願や子授け祈願で訪れる方の姿が目立つ。聖徳太子創建と伝えられている。秀吉や明治天皇にまつわる話も「安産の寺」として一役買っているようだが、我々にとっては過去の話なので、単に通過点として山門を潜らせて頂くだけである。何よりも嬉しいのは無料で入山できることである。
 中山観音を起点にして何種類かのコースに分れる。圧倒的に奥ノ院を目指す方が多い。毎日登山で日課としておられる方などは早々下山してこられる。東尾根コースは健脚コースとして知られるが、渓歩きコースもマイナーなコースで、山歩きの経験者でなければ足を踏み入れる気にはならないだろう。絶えず水音を左右に聞きながら歩を進める。最高峰に辿り着くまでに2時間あまりも費やしてしまった。頂上では既に昼食を終えた方が、風通しの良い日陰の場所を譲って下さった。
 何時もは奥ノ院から清荒神に下山するのだが、今回は起点に引き返すコースを採った。しかし過去に二度と歩きたくない!という悪路コースに足を踏み入れてしまった。学習が出来ていないのか、既に忘却の彼方だったのか?


「滴りを 指に絡めて 渓歩き」

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