ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

渓の植物たち

               「楸」キササゲ

                 ツメレンゲ

                  アケビ

                アブラチャン

                 ヤマウコギ

                フユザンショ

             シライトソウ(参考画像)


 サークル仲間から武田尾にシライトソウの群生地があるとの情報を頂いていた。その後観察された方の動画まで送られてきたので、是非訪れたいと思っていたが、それは5月半ばのものだった。1ヶ月以上も経っているので到底無理だろうが、場所だけでも確認しておきたい。出来れば来年のトンボのメガネ観察地に加えたいものだと、雨を覚悟で目的地を目指した。既に花は終わっていたが、花後の穂跡が林立するという状態を確認できた。
 目的を果たしたので後は自由観察である。植物名には木偏に春夏秋冬を付けたものがある。春は椿(ツバキ)夏は榎(エノキ)冬は柊(ヒイラギ)までは思いつくのだが、秋で首をかしげられる。「楸」って何だったかな?となる。ノウゼンカズラ科のキササゲをその字に充てている。葉は大きく花姿までキリに似ている。キササゲは中国原産だが古くから渡来してきて、日本全土の河畔などに野生化してしまった。本場中国では激減して庭などに植栽されるだけになったが、日本の風土に合ったのだろう。副作用のない民間薬として用いられている。特に糖尿病合併症に良いらしい。中国ではキササゲの若い葉を食用と利用されていると言うが、あまり食指が動かないロクである。
 多肉植物のツメレンゲなども自生しているが、マニアの盗掘もあるようだ。アケビを始め木の実も各種観察できる。少しだけでも画像紹介しておきたい。関西近場の方で植物好きの方にはお勧めの観察場所である。


「梅雨浴びて 木々は実りへ スタンバイ」

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