ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

自動車パレード

         八重のクチナシが何かを叫んでいるようだ!


 毎年8月に全国各地から広島と長崎に向けての平和行進が開始される。75年前に広島と長崎に原子爆弾が投下され、21万人もの命が奪われた。その後太平洋のビキニ環礁で行なわれた水爆実験で三度日本国民は原水爆の被害を受けた。なくそう核兵器、いかそう憲法9条と呼びかける国民平和大行進が1958年から始まり、今年で63回を迎える。今や核兵器廃絶は世界の大きな流れに発展し、核兵器禁止国際条約が3年前に採択され、あと12カ国で発効するまでになっている。被爆国日本が批准出来ていないのもおかしな話だ。アメリカに忖度する日本の政権党のポチ振りもさることながら、それを選んだというのも民度なのだと思う。
 我が豊能郡(豊能町・能勢町)では広域な地域を抱えるので自動車パレードとして町内を練り歩く(走る)。今までは宣伝カーの運転手を引き受けていたが、昨年からは同乗させて貰い沿道の人に手を振る役目に甘んじている。今年はマスク着用で大きな声で挨拶も出来ない、特異なパレード風景だった。出発時には豊能町長から、解散時には能勢町長からメッセージを頂くのは毎年のことである。こんな声が国からは届かない。広島・長崎の平和式典で首相から読み上げられる官僚の作文には、空々しさを毎年感じている。
 核兵器もさることながらノーモア福島も叫びたい。


「もの言えぬ 梔子さえも 口開き」

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