鷺草(サギソウ)開花
1輪目の開花
2輪目
7輪目
こんな感じで三密状態
美人に囲まれてハーレム状態のロク
2016年春に友人から球茎を頂き育て始めたサギソウが今年もやっと開花してくれた。頂いた友人宅に里帰りさせたり、増え続ける球茎を仲間たちにも分け与えたりして、彼らから咲いたよと喜びの画像が届く。一足遅れて我が家での開花である。昨日朝に1輪開花し、夕方には3輪になっていた。今朝確認すると7輪も咲いていた。9月初旬まで何輪咲いてくれるかの観察記録を取りたいと思っている。
サギソウの自生地は殆ど見当たらないほどの貴重種になってしまった。能勢は地黄湿地というところで辛うじて自生している。湿地環境が維持され盗掘されなければ、多年草なので球茎を増やし続け、株も増えていくはずだ。サギソウはラン科ミズトンボ科でいたって育てやすい。花など育てられないロクでもミズゴケで栽培している。
サギソウは世田谷区の区花に指定されている。戦国時代に世田谷城で姫が助けを求める手紙文を白鷺に託すが、途中で射落とされてしまう。そこにサギソウが咲いたという伝説が残るところから区花になった。本当にサギの飛んでいるような花姿である。関西在住のブログ仲間には山で顔を合わせることもあると思うので、声をかけて頂くとサギソウ球茎を差し上げますよ。
サギはサギでも、コロナ詐欺にはくれぐれも遭わないように!
「鷺草の 孤舞群舞 全て佳し」