ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

空蝉(うつせみ)

           空蝉・幼虫が出た穴・アブラゼミ

             里帰りしたジャコウアゲハ


 6日の広島に続き、昨9日は長崎の平和公園で平和祈念式典が、原爆投下された75年前の8月9日11時2分に合わせた時間帯で催行された。もちろん外出を控えて、長崎市民と全国の平和を祈念する方たちと連帯する気持ちで黙祷を捧げた。えらそうなことを言っているが、毎年のこの時間帯なら外出しているので、忘れてしまったり、覚えていたら活動先で黙祷してきた程度の不届き者だった。コロナのおかげで外出予定がなくなり、テレビを観ながら全国の人と心を一つに出来た。
 広島式典のときには運良くジャコウアゲハが羽化してくれたが、今回は里帰りした蝶がひらひらと舞ってくれるだけだった。それでも式典時間に舞ってくれたので良しとしよう。図書室に本を借りに行ったついでに遠回りして、あまり訪れないお寺に寄道して帰った。昔からセミといえば神社やお寺だ、というほど樹木が植栽されている。探し回らなくってもセミは見つかるし、抜け殻や幼虫が出てきた穴も見つかる。抜け殻のことを「空蝉」とも言うが、現世の生きている人間世界を注す言葉でもある。古語の「現人(うつしおみ)」がなまって「うつせみ」と言われるようになった。75年経った被爆者の一部がやっと「黒い雨」で被爆したと認められたという、考えられない日本の対応である。世界に先駆けて核廃絶を発信しなければならない当事国が、今なおアメリカの顔色を窺いながらのポチ振りである。コロナ然り!何もしない・出来ない安部くんには退場して頂くしか日本の将来はない!


「空蝉の 命を紡ぐ ちから見て」

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