3頭同時羽化
サナギから羽化直後
別の2個体
今朝の羽化直前サナギ
縁側で夕食を
ジャコウアゲハの幼虫を花壇で飼いだして、今までに2頭の羽化を現認した。サナギの抜け殻は3つあったので、実際は3頭が羽化したことになる。ところが昨日は同時に3頭が羽化して、昼近くまで羽を乾かしていた。まだ幼虫も少し残っているかも知れないが、切りが無いのでウマノスズクサの補給まで出来ていない。今日辺りに羽化しそうなサナギがまだ1つ植木鉢に付いている。
ところで昆虫である蝶だけ1匹、2匹と呼ばないで、なぜ大型動物の数え方と同じ1頭、2頭と呼ぶのだろう。英語圏では家畜を数えるのに”head”を用いていた。日本でも「頭数(あたまかず)」という表現がある。家畜以外に動物園では個体数を総まとめにして数えるときに何頭というようになったらしい。その中に蝶が飼育されていたというわけである。トンボの飼育ケージなど見かけないが、優雅な蝶は温室やケージ内で今でも飼育されている。そんな歴史から蝶を1頭、2頭と呼ぶようになったらしい。もちろんマニアックぶらずに1匹、2匹と呼んでも差し支えない。
コロナと猛暑で外出自粛を余儀なくされているので、ステイホームを楽しむために昨日の晩餐は ”ティファニーで朝食を” をもじって ”縁側で夕食を” と洒落込んだ。田んぼと山を前に、アウトドアー用テーブルを設置して、途中で動き回らなくっても良いように愛飲のワインも事前準備、献立もワイルドに地元野菜とラム肉などを使ったオイルフォンデュ。あいにく雨が降ってきたが、それが演出効果をあげてくれた。
「夕餉時 何処へ消えたか 夏の蝶」