公開授業
入口には自動検温装置
FBでも能勢町の動きが判るので、覗いていたら興味ある行事に巡り会えた。旧能勢高校で公開授業がされるという。「エネルギーを軸にしたまちづくり」というテーマで、株式会社:能勢・豊能まちづくりの代表取締役が高校生たちに、能勢の今と未来図を訴えるのが主眼の話だった。「まちづくり」という株式会社にも興味を持ったが、能勢高校が廃校されて豊中高校の分校になった様子も見てみたいという思いで申し込んだ。
講師は若い起業家で能勢町や豊能町に持続可能なエネルギーとして太陽光発電を普及する。そこで得られるエネルギーの有効活用方法などの未来図が熱く語られた。株式には両町から15%づつを出資しているらしい。あまりにも元気な話に「んっ?」と思ってしまう部分もあったが、動き出した舟の流れに棹を差すこともないだろう。視聴覚室が講演会場として使われたが、密を避けるための配慮もされ、入室の際には自動検温もされていたので、安心して聴講することが出来た。
知り合いの先生に出会えれば、その後の高校生の様子など聴けると思っていたが、あいにく顔を見ることが出来なかった。能勢高校が廃校されるきっかけは、あの悪名高い橋下府知事が経済効率優先策を教育まで持ち込み、生徒数を増やせない学校は廃校にするという方針を打ち出し、そのやり玉に能勢高校が挙がってしまったことに依る。保健所も削られ病院も潰された。教育と医療には儲けの度合いを尺度にしないで欲しい。
「若者の 心に熱き 汗出たか」