ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

松風草(マツカゼソウ)

            シカも食べないマツカゼソウ

             荒れ放題の山を妖怪たちと

                ニーニーゼミ


 朝からブログアップをしようと試みたが、タイトルは入力出来るのに本文がどうしても入力出来なかった。あれやこれやといじくり回してやっと入力できるようになった。でも今までの入力場面と違うので何かと不便だ。
 8月は猛暑対策のために山歩きは控えていた。50歩100歩の「妖怪ばあちゃん」から「行こか!」と声が掛かったので、体力に自信はなかったが、ここで断れば男が廃ると参加することにした。コロナの関係もあるので行き先は近場の箕面である。ここは登山コースもたくさんあり、涼しいコースを選んでくれるだろうと期待していた。相手は疲れ知らずの妖怪であることを忘れていた。いきなり急登の続く階段ばかりのコースだ。あまりメジャーなコースでもないので、荒れ放題である。倒木が至る所で道をふさぐ。登山道には蝉の幼虫が抜け出した穴がたくさん見つかる。アブラゼミの鳴き声にかわってニーニーゼミやツクツクボウシの蝉時雨である。汗こそ出るがあまりしんどくはない。ビールの飲み過ぎで体型も変わっている。ところが全然息が上がらない。プール歩きが役に立ったのかも知れない。熱中症が頭をよぎるので水分塩分補給には殊のほか気を付けた。下山してからビールを求め歩いたことは言うまでもない。オーダーストップの3時寸前に滑り込み、3時半には閉じるというのでせわしなかった。
 箕面もシカがたくさんいるので秋の花も見つからなかった。辛うじてシカの不嗜好植物であるマツカゼソウが花を咲かせ出した。観察会では必ず匂いを嗅いで貰う。というのも唯一ミカン科の草花だから。匂いの元は葉に油点があり、そこから揮発性の油が匂いを発する。
今度は匂いだけではなく油点も観察して貰おう。何と言っても在来種だもの。


「松風が そよとも吹かぬ 山猛暑」

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