ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

石舞台古墳

              石舞台古墳と玄室内部

             「大阪都構想」勉強会


 遠路はるばる飛鳥まで出たのだからと、観察コースの起点とした石舞台古墳に寄ってみた。石舞台という名前は知っていたが、それが古墳だったとは訪れるまで知らなかった。今までの古墳群にない特異な作りだったのかも知れない。方墳の上部に作られた横穴式石室の封土が無くなり、天井石だけが露出して舞台のような形をしている。女狐が石の上で舞ったとか、旅芸人が舞台代わりに使ったなどの伝説が古のロマンを今に伝えている。6世紀後半この地域の政権を握っていた蘇我馬子の墓ではないかと言われている。
 さて舞台を現代に引き戻して・・・。長期政権の記録を塗り替えた安部くんが突然の辞任ということで、一気に慌ただしくなってきた。7年8ヶ月は国民の暮らしを踏みにじり、希望まで奪ってしまった悪政の数々である。次の新政権ではせめて嘘と隠蔽だけはしないという決意で臨んで貰いたい。とりあえずコロナ抑えのためにも早く臨時国会を開き、希望の持てる方針を示すべきだ。
 大阪では一度住民から否決された「大阪都構想」の協定書が府議会で可決され、11月1日に住民投票をするという。政治の素人であった橋下知事が2009年に打ち上げた構想で、二重行政の解消をうたい文句に進めてきた。政令指定都市という基礎自治体を解体してしまうと言う暴挙だ。一番の眼目は大阪市税収入7,400億円のうち5,000億円を府へ引き上げ、残り2,400億円を4特別区へ配分するという。巨大になった府知事の権限で都市計画を進める腹づもりである。その先にあるのがカジノを含むIRや大阪万博である。
 そんな話を大阪市議10期の経験を持つ姫野さんを講師に招いた「大阪都構想」勉強会で学習してきた。総選挙も取り沙汰されている。コロナで自宅待機している暇が無いぐらい忙しくなりそうだ。


「もののふの 秋をさとらぬ いまむかし」

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