花虎ノ尾(ハナトラノオ)
ピンク色が可愛いシソ科のハナトラノオ
熱帯夜の月
8月は猛暑日続きで今までの記録を塗り替えたと報道されていた。そんなことは言われなくとも体感済みである。その上能勢には雨も降ってくれなかった。大阪市内に雨が降ったという画像を羨ましげに見ているばかりである。幸い町内のコロナ感染者は5人で収まったので、町内歩きに気を付けるという心配は全く無かった。しかしこの暑さは堪えられない。移動は歩きを基本にしているが、今夏は買い物も車で行くという体たらく振りを余儀なくされている。今日から9月というのに秋の気配すら感じさせてくれない。
そんな幽閉状態が続いているので植物観察も出来ていない。仕方なく花瓶に活けられているハナトラノオに登場して貰うことにする。野の花派のロクとしては不本意だが、この際贅沢を言えない。ただ園芸種として北米バージニア州から渡来してきたものだが、結構畑などに植わっているので馴染み深い花でもある。準野生の雰囲気を持つ。シソ科の特徴である茎が四角というのも嬉しい。トラノオと言う名前もオカトラノオやイブキトラノオを彷彿させてくれる。花壇に植えたい花でもある。
「ピンクでも 色草凜と 柱持ち」