ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

富士山へ

        ナツズイセン・ヒガンバナ・ビナンカズラ(花と実)


 妻の主宰する地元山歩きサークル「2木会」で羽束山に行くことになった。雨予報が出ていたがたいした降りにならないだろうと、11人が3台の車に分乗して登山口を目指す。途中で雨が降り出すが直ぐに止んでくれる。車を出してくれたのはいいのだが、どの車にもカーナビが装着されていない。道順がうろ覚えなので目的地に辿り着けない。住宅地に紛れ込み右も左も判らなくなってしまった。パニック状態である。時間だけが過ぎていく。天気も良くないので手近な有馬富士に行こうと言うことになった。
 急遽行き先を変更したので、妻に代わってロクが案内役を務めることになった。山道はコロナと猛暑続きで殆ど歩かれていないのか、草が茂りブッシュ状態になっている。蜘蛛の巣をストックで払いのけ、露払いもしながらの行軍である。最後の岩場で熱中症の初期症状で歩けなくなる人まで出る始末だ。要所要所で水分補給の休憩を取ったが、塩分入りの飴を断った人だ。何とか頂上まで辿り着いて貰ったが、食事が出来ないほど体力を消耗されていた。低山でも油断できないことを悟られたはずだ。
 富士登山経験者からは、頂上付近の岩場は富士山よりもきつかったと言っておられた。下山道では植物観察をしながら思い出作りもして頂けたと思っている。


「秋雨を ものともせずに 名のみ富士」

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