ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

鬼蓮(オニバス)

            蕾の断面が鬼のようなオニバス

             頂いたヒイロツマベニチョウ


 スイレン科のオニバスが大阪市大植物園の水槽に植栽されている。日本在来種は天然記念物として保護されているので採取できない。ここで観られるのはパラグアイグ産とのこと。本州では宮城県~新潟県以南、四国、九州の沼地に自生する。比較的近くでは亀岡市の池で自生のものを観ることが出来る。サークルで1度は尋ねたいと思っているが、最盛期は真夏だろうし、年によっては開花しないこともあるので躊躇している。
 テレビのトピックスでよく取り上げられるように、子どもなら葉の上に乗れるほどまでに成長する。最大では直径が3メートルにもなるらしい。葉裏には棘を持つ葉脈が、葉を水面に浮かせるべくしっかりと支えている。棘があり蓮に似た葉を持つところからオニバスと名付けられた。スイレンやハスと同じように朝10時頃開花し、15時頃には閉じるのを3日間繰り返し、その後水中で結実する。それが生薬でケツジツといわれ強壮強精や、腰痛、暑気あたりなどの薬効があるので、薬用酒としても利用される。
 昨日はひとくらクラブの例会で、講師を招いての昆虫講座だった。まだ一般参加者を受け入れられないので、会員の子どもさんたちが捕虫網で蝶を追っかけ回すぐらいの活動だった。講師からは蝶の標本を数点プレゼントされ、ロクもくじ運が良かったのかインドネシア・セラム島採取のヒイロツマベニチョウを頂けた。


「睡蓮の 開いて閉じて また明日」

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