ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

先斗町

            白地がお茶屋、赤地が飲み屋など


 下見で京都まで出掛けたついでに、帰りは阪急河原町まで戻るので、ひょっとしたら舞妓さんに出会えるかも知れないという淡い期待を抱きながら先斗町(ぽんとちょう)の路地を歩いてきた。何度も京都には出掛けているが、花街などは我々庶民世界とは違うということで興味もなかった。ところが視点を変えてみるとなかなか興味深い処だと気付かされた。大阪の新地ぐらいの感覚しかなかったが、歴史と伝統を大切に、今なお京文化の一翼が受継がれているを実感できる。鴨川と高瀬川に挟まれた細長い路地には、先斗町の紋章である鴨川ちどりをあしらった提灯がぶら下がり、灯が点っていなくっても情緒溢れる雰囲気を醸し出している。提灯には赤と白の2種類があり、白地に赤のちどり提灯はお茶屋用で、赤地に白の提灯は「先斗町のれん会」に属する飲み屋などの軒先にぶら下がっている。
 期待していた舞妓さんや芸者さんには出会えなかったが、高瀬川にはカラスやサギ類が石をひっくり返して虫を探したり、小魚を狙ったりしていた。やはりロクには舞妓さんや鴨川ちどりよりもカラスやサギ類が似合っているのかも。


「鷺カラス 落葉ひらりと 高瀬川」

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