活動再開へ始動!
ヒヨドリジョウゴの花と実
エノコログサやヨメナ、ノコンギクなどの草本類も
ようやく手帳も埋まりだしてきた。他のサークルからも活動を再開したいと声が掛かりだした。永らく休止を余儀なくされていた学校支援活動も再開されるようだ。教育委員会から
打ち合わせをしたいと連絡を頂いた。コロナ対策を取りながらの支援活動のあり方を相談したいとのことである。学校から要請されているのはアフタースクールでの工作提供である。ところが先日、工作室の断捨離をしたばかりである。工作見本も材料も殆ど処分してしまった。自然観察会や紙芝居に変えて貰いたい気分だ。でも自然への誘いとして取り組んできた自然工作を求めておられる。材料集めに精を出さねばならないだろう。
昨日はひとくらクラブでイレギュラーの活動が入った。一庫公園の一角にフェンスで囲った伐採地をお借りして、鹿害に遭わない環境下での植生の遷移などを観察している。当初はパイオニア植物の進出などをつぶさに知ることが出来た。繁茂しすぎた樹木の伐採や草刈りなどの保全活動をしながら、将来的には準絶滅危惧種になりつつある秋の七草なども育てていきたいという思いがある。しかし、人為的な移植は結果的に国内外来種を招きかねないので、地域内の移植にとどめるべきだろう。
汗をかく作業は人任せにして、ロクは植生調査係として記録作業をしただけである。手抜きしているなと思われるかも知れないが、帰宅してからもまとめの作業が残るので、許してもらえるだろう。
「鹿寄れず 千草乱れる 囲い中」