黒井城跡へ
途中で立ち寄った「鬼の架橋」展望所
黒井城跡(保月城趾)
春日局出生地
ウスバカゲロウ幼虫(蟻地獄)
先月から活動をスタートさせる予定だった低山会の山城巡りは、その時はあいにくの雨で中止になってしまった。昨日は秋晴れというほどではないが、山登りにはうってつけの日和である。能勢から2時間近くかけて丹波の黒井城跡を目指した。時折霧雨が降るので何度も虹を観察できた。我々は外出規制中に訪れていたのでお馴染みだが、17人ものメンバーで行くと楽しさは倍加する。歴史物を書いておられる作家の先生もご一緒なので尚更である。ただ皆さんは教育畑の方が多いので、それぞれに独自の知識をお持ちだが、奥ゆかしくて俺が俺がと出しゃばられない。ロクとはえらい違いだ。
大河ドラマの「麒麟がくる」も永らく撮影が出来ない状態が続いていたが、やっと放映出来るようになった。黒井城は奥丹波の盟主赤井氏の居城で、織田信長の命を受けた明智光秀が落とすのに苦労した堅固な山城であった。山頂は356mだが360度の展望が開け、敵の攻略もままにならない戦国時代の典型的な山城であったことが窺われる。
今回は我がサークル「トンボのメガネ」の歴史好きメンバーが3人参加してくれ、仲間の車で低山会の皆さんの後からついて行った。山登りでは汗をかかれたようだが、長いドライブは行も帰りも虹が出たりして楽しめた。
「ドライブは 狭霧に虹の 土産付き」