ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

白山木(ハクサンボク)

             花と実が同時に観察出来た!

          冬咲き桜も紅葉に負けずと咲いている


 本来なら春に花を咲かすハクサンボクが実と一緒に2度咲きしていた。1週間あまり続いた小春日を春の到来と錯覚したのかも知れない。そう言えば冬咲き桜4種類(冬桜・四季桜・十月桜・子福桜)も、例年よりも花をたくさん付けていたようである。昨日辺りからようやく平年並みの気温に戻りつつある。昨夜の三日月が放射冷却を予感された。当分は体調管理と酒類選択が大変だ。日本酒にすべきかビールにすべきか、はたまた贈られてきたボージョレヌーボを戴くか。
 ハクサンボクは日本固有種で学名にもjaponicmが織り込まれている。愛用の山渓ハンディ図鑑に収録された頃のガマズミ属はスイカズラ科だったが、その後の見直しでレンブクソウ科に再分類された。沿岸部の林内に自生しているが、庭園樹や防火樹として植栽されているのを目にする。白山を冠しているがどうやら誤認らしい。別名でイセビと言われているが由来は不明とのこと。いずれにしても花と実が同時に観れると言うのは珍しい。
 変わった用途としては髄が灯心材として使われる。他に木釘用の材になるというので堅牢で緻密なのだと思われる。自然木を利用してマイ箸置きなど作っているが、ハクサンボクが手に入れば使ってみたい衝動に駆られる。


「小春日が 花の出番を 狂わせて」

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