ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

絵画と光彩


 何時も救援会ニュースの文化面を飾って頂いている画家の野村和弘さんの個展が、大阪西天満のマサゴ画廊で開催されるという情報を戴いていたので、ニュースの編集者してお礼かたがたオープン初日に訪問してきた。何時もニュースに寄せられる平和美術作品とは違った趣のアクリル画で、野村画伯に対して抱いていた堅いイメージが、絵本作家のような作品群に触れ、弟子入りしたい気持ちになる程、ほのぼのとした小品がギャラリーに並んでいた。1点購入したい衝動に駆られたが、お値段を伺う勇気を持ち合わせていなかった。一桁万円台なら手が出そうだが、二桁以上ならとてもとてもである。親しく歓談出来たおかげで、作品と共に人となりも含めて野村ファンになってしまった。ボタニカルアートに近い植物画も手がけておられるので尚更である。
 折角能勢の片田舎から大都会に出てきたので、御堂筋のイチョウ並木ライトアップも観ておかなければと、居酒屋で時間つぶししてから点灯時間を待った。この消費電力は地球環境に逆行しているかなと思いながらも、あまりの美しさにしばし息をのんだ。
 省エネ青色LDEが日本人によって開発され、ノーベル物理学賞を受賞したのはつい数年前のことである。その恩恵を今我々は享受している。そんな学者たちの研究の芽を摘むべき学術会議任命への政府の横やりが、戦争に進んでいった歴史の怖さを彷彿させる。コロナ退治での研究でも学者は必死だ。自由闊達な研究の応援をするのが政府の仕事で、芽を摘むのは本末転倒である。


「彩りが 心と寒夜に 輝きて」

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