取りあえず干支「丑」作りのための材料キット20人分を来週の金曜日までに準備しなければならない。工作見本も出来上がり、参加される皆さんには、パーツをボンドで手順通りに貼れば完成、というところまで準備しておきたい。例年ならある程度の加工もやって頂くのだが、３密を避けたいという思いから、屋外のオープンスペースでの工作提供を考えている。となれば寒さも堪えるし、短時間で「盛り上がらない雰囲気」作りも必要になる。出来上がった作品に「可愛い！」と言ってもらえるだけで十分である。
　今年は地域の３世代交流茶話会も取りやめになり、そこで提供していた干支工作も出来なくなった。十二支が揃うまでは長生きして下さいよと高齢者には伝えてある。今までの作品を玄関に飾ってあるなどと言われると、来年の「丑」も届けてあげなければと密かに思っている。何はともあれ第１陣のトンボメンバーへの干支工作が終わってから考えることにしよう。
　丑の胴体は黒竹を使う。となれば手と脚も同じ材料を使いたい。その辺が知恵の絞りどころである。頭はクヌギの団栗を使うことにしていたので、虫が入らないように冷凍保存しておいた。冷凍庫では食材が押しのけられドングリが占領していた。妻からの苦情が絶えない。やっとその愚痴からも解放される事になった。後は牛のマスク作りと、ひな壇、招福看板を残すところまで漕ぎ着けた。

「干支作り　ちょっと早いが　鬼笑え」