ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

しめ縄作り:5年生


 まだ12月が幕を開けたばかりだが、毎年恒例の小学校5年生による「しめ縄作り」体験授業のお手伝いに参加してきた。同じ区内の長老が指導・伝承役を引き受けている。5年生になった生徒たちは地域の田んぼを借りて、田植えと稲刈りを経験し、米作りの締めくくりとして、脱穀した藁を使いしめ縄を作るまでの、能勢ならではの体験授業である。
 例年なら体育館での作業だが、今年は密を避ける意味合いから屋外のウッドデッキ利用となった。ぽかぽか陽気の小春日になったので、心配していた寒さも無く、5人単位で8グループに分れて作業を開始した。学校支援にボランティアで参加している方でも、縄を綯う経験が無いという方もおられる。2時限授業内で縄を綯い、しめ縄に仕上げるまでには時間が足りない。仕方なく手伝うことになるが、子どもたちにちゃんと伝えられただろうかと、不十分感が残った。事前準備としてボランティアさんへの縄綯い研修も必要だろうな。
 カリキュラム的には「藁で縄を綯う」という経験をさせてから、しめ縄作りに繋げるということにしないと中途半端なものになってしまう。下手でも良いから自分で作ったという達成感を与えたいものだ。これが時間に追われる今の教育の限界かも知れない。


「子らたちと ひと月早く 注連作り」

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