ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

モズが枯れ木で♬

             精悍な顔をしているモズ♂


 お隣の柿の木にモズがやって来た。窓を閉めたままだったので啼き声までは届かなかった。モズの高鳴きというのは秋に縄張りを誇示するためのものだと言われている。たぶん近くの山林で営巣して繁殖行動を取るのだろう。かなり前に我が家の柿の木にバッタの「はやにえ」を架けたことを思い出す。
 目の周りが黒いので雄だろう。スズメ大ぐらいの小さな体なのに、クチバシは猛禽類のようにカギ型になっている。何となく勇ましい姿なので好きな野鳥の部類である。イギリスやドイツでは恐ろしい名前を冠された野鳥で、日本でも江戸時代にはモズは凶鳥で、モズが鳴く夜には死人が出ると恐れられていた。
 ♪もずが枯木で鳴いている おいらは藁を たたいてる 綿びき車は おばあさん コットン水車も 廻ってる♪ を十八番にしていた陸奥出身の弁護士が、東北訛りの抜けない “モズが枯れ木で” を宴席では必ず歌われていたので、それ以来好きになった楽曲で、訛りまで真似して唄った事まで思い出す。
 昨日は早朝7時から地元のバス停に立ち、阪急バスの減便反対の声を集める活動に町会議員らと共にアンケート用紙を乗客に配ってきた。とりあえずは「枯れ木も山の賑わい」だと参加してきたが、公共交通問題は大きなテーマなので、今後関わっていくだろうから後日紹介したい。


「枯れ枝に 命のかたまり 鵙一羽」

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