ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

ムンクの『叫び』?

           ヤマザクラと咲き出したシャクナゲ


「まん防」が発令中だが地球環境『自然学』講座は予定通り開講になった。2021年度のスタートとして開講式から始まる。京大名誉教授 田中 克 先生が監修されてきた森・里・海連環学講座も今年で最終章を迎える。それにふさわしく今年度の講座テーマは『森に暮らして海を想い、海に暮らして森を想う』という原点にたち返ったカリキュラムが組まれている。
 第1回目の講座は地球システム・倫理学会会長顧問の服部 英二先生。地球倫理の先駆者クストーの知見と業績を、一緒に国連ユニセフなどで交流し合った同志として紹介された。リモート講座の形式になったが、受講生とのディスカッションもしたいという意向だったので、事前に数人がピックアップされ、その中にロクもねじ込まれることになった。世界を股にかけて活躍された大先生との対話となると、こちらもそれだけの準備をしておかなければならない。服部さんの著書2冊を取り寄せ俄勉強を余儀なくさせられた。講座内容は総論的な話で、特に心に響くというところまで予習が出来ていなかったので、結果的には討論に参加出来なかった。
 「ムンクの叫び」として世間一般に知れ渡っているが、服部氏の解釈に寄れば『叫び』ではなく、耳をふさいだ『悲鳴』だとおっしゃる。講座の締めくくりは金子みすゞの「蜂と神様」だった。この辺になると理解の範疇に入ってくるのだが。


「生き物は 老いも若きも 芽吹きだし」

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