草蘇鉄(クサソテツ)
ニリンソウとクサソテツ
天ぷら用とごま和え用
セリのヒゲ根
今日の山菜料理に是非とも提供したいと思っていたのがコゴミ(クサソテツ)である。クサソテツなんて植物の和名表示すると食欲が湧かない。いつも早春の花々に出合えるマイウェイの一角に、クサソテツが群生しているのを横目に見ながら通り過ぎている。ニリンソウの群落と並んで自生している。でも人の敷地内なので欲しくっても採取できない。さ
以前知人が住んでおられた山裾にコゴミが自生していたのを思い出した。そこの株はまだ年月を経ていないので貧弱だが贅沢は言えない。近所の方はご存知ないのか、誰も取りに来た痕跡がない。取り放題である。しかし時期を逸していたので殆どが伸びていた。それでもちゃんと屈んでいるのも見付けることが出来る。まだ伸びていない分を天ぷら用に取り分け、残りはごま和えで戴くことにした。
今日の野草料理で皆さんをうならせるためにセリ根も採りに行った。夏日になってくれたので、流れで根を洗うのも心地よい。夕飯はすき焼きというからセリを入れるとバージョンアップ出来る。すき焼きにサングリアというのも変な取り合せだが、飲み頃、浸かり頃になっているので仕方ないか。白いヒゲ根を何度も洗い、天ぷら材料として準備するのは大変だが、皆さんに野草の味を愉しんで頂けるなら本望である。
見廻り隊のグッズが届いたので、今朝から3点セットで子どもたちを学校へ見送ることになる。
「早蕨に ほころぶ顔の 浮かび来て」