野草料理の集い
〆はヨモギのホットケーキ
妻の山の会で新しく結びついた方たちは、自分たちで採取した野草を使って料理を作った経験が無いとおっしゃる。それならばと言うことでロクの出番になった。ワラビやノビルなどの野草摘みをしてもらったことは先日紹介した通りである。ワラビの煮浸しやノビルの酢味噌和えなどは前もって作ってもらっておいた。
昨日のメニューは庭に生えているタンポポをその場で摘み、採れたての葉っぱを使ってタンポポサラダを作ってもらう。メインは山菜・野草の天ぷらである。時機を逸したのでタラの芽は採取出来なかったが、コシアブラ・アカメガシワ・ユキノシタ・セイタカアワダチソウ・タンポポの花・カキドウシ・クズ・ヤブツバキの花・カキノキ・フジ蕾・セリの根・ワラビ・ノビルなど盛りだくさんである。初体験の方からは殆どが美味しかったと言ってもらえ、採取した材料も僅かに残しただけと言う好評振りだった。
〆はヨモギをたっぷり入れたホットケーキである。これがまた好評で、お代りの手が伸びる。大判2枚のホットケーキは8人の胃袋に収まり、見る間に姿を消した。庭をお貸し頂いた宅の飼い犬がたまたま「ヨモギ」と言う名前で、絶えずおねだりするので、飼い主に内緒で天ぷらなど与えてやった。腹を壊していないだろうか?と言うのが今朝の心配事である。
「苦味まで 活かす天ぷら 春の味」