田植え・朝立ち😃
田植えの終わった田んぼを見下ろすバランスとんぼ2頭
オオバベニカシワ
一粒200円
新年度から子どもの見守り隊として朝立ちを始めた。生活習慣になってしまい、土日に立たないと何かやり残した気がするものだ。子どもたちとの挨拶や短い会話が楽しみになっている。3つの集落から集団登校してくるが、まだ名前までは覚えきれていない。でもワンちゃんが体調を崩したなどと、家庭内のことまで漏らしてくれる。可愛い孫たちである。
肌寒い日もあったが、時は進み、走り梅雨の季節になってきた。田んぼに張られた水に新緑の山が映る水鏡が、日本の原風景を醸し出してくれる。そんな田んぼに早生の苗が植えられ始めた。当分は窓からの風と稲の成長を愉しめる。
山菜として利用しているアカメガシワに似たオオバベニカシワが日ごとに色を変えていく。新芽の時には真っ赤な葉を出すが、葉が大きくなるにつれて色落ちしてくる。間もなく緑の葉っぱに変身する。再び秋になれば黄葉する。トウダイグサ科アミガサギリ属と言う馴染みない属で、中国原産と言われるが渡来時期は不明らしい。
母の日のプレゼントを紹介し忘れたが、少し遅れで山形の高級サクランボが届いた。何とまあ一粒が200円もすると言うセレブの佐藤錦である。一粒ずつ仕切られた化粧箱に24粒が収まっている。落語の「千両みかん」が頭をよぎった。小市民の我々は一気に食べてしまえない。一粒口に入れる度に「200円だ!」とありがたく戴いた。
「田植機の 軌跡に残る 縞模様」