ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

風蝶草(フウチョウソウ)との出会い

          龍河渓谷遊歩道に群生するフウチョウソウ

             ヨウシュチョウセンアサガオ


 今日から1週間ほどは梅雨末期を思わせる気圧配置になると気象庁は予報している。確かに夜中から激しい雨が降り出した。そんな週間予報が出ていたので、昨日の晴れ間は逃せないと近場の渓谷歩きを楽しんできた。予報では洗濯日和と言っていたが終日の曇天だった。朝一の観察では3頭目のジャコウアゲハが羽化したばかりだったが、たぶん帰宅するまで居残ってくれるだろう!と判断して散歩を優先した。
 今回の渓谷歩きでは珍しい植物2種に出合えることが出来た。どちらも群生状態で蔓延っている。帰宅して調べるまで名前が浮かんでこない。帰化植物図鑑をお持ちの赤とんぼさんに写真を送り調べて貰うことにした。もちろん僕も図鑑とか今まで撮りためた画像など参考に調べる。奈良の柳生街道入り口辺りで出合ったことがあるので、再度調べて貰うとヨウシュチョウセンアサガオだと判断できた。
 初めて目にする花は、如何にも園芸種という雰囲気の優雅な花で、服部緑地の花壇で観たような記憶が残っている。ところがダムに注ぐ渓谷に群生しているというのが何とも理解しがたい。ひょっとして貴重種を見付けたのかもとわくわくしながら調べを進める。アカバナ科のハクチョウソウやオイランソウなどの仲間を経由して辿り着いたのが、タイトルのフウチョウソウである。和名ではセイヨウフウチョウソウと言われていて、熱帯アメリカ原産で明治の初めに渡来してきたらしい。それが帰化状態で野生化して分布を拡げている。風に舞う蝶をイメージして名付けられた。こんな綺麗な花なら日本に根付いてくれても良いかな。


「風に舞う 蝶が秋雨 呼び寄せて」

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