ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

寝かせてくれない本

             とりあえず6冊借りておいた

              図書室玄関朝顔朝顔

                我が家の星朝顔


 緊急事態宣言発出と言うことで、今回も図書室が閉鎖されるだろうと、「親鸞」を読み終えていない内から、予備に浅田次郎の「一刀斎夢録」上・下を借りておいた。浅田次郎はジャンルを問わず読んできたものだが、読書家でもある彼は次第に難解な言葉を多用するようになり、読者を選ぶような作風に替わってきた感じがする。ロクの性格としては、一旦ページを繰ると最後まで読まないと気が済まないので、のつこつしながら読み進む。睡眠導入剤としては役立ったが、おかげで上・下を読み終えるのに2週間も掛かってしまった。
 今回は図書室もクローズされていなかったので、人づてに面白い本だと聞いていた高田 郁の「あきない世傳 金と銀」を借りたいと書棚を探した。高田 郁の「みをつくし料理帖」全10巻も人気を博したが、商いをテーマに繰り広げられる商家の歴史が、近代史の一端を覗かせてくれることだろう。まだ1巻の導入部にさしかかったところだが、話の展開からなかなか寝付かせてくれない本だとの予感がしている。高田 郁は半年に1巻のペースで文庫版として書き下ろしているが、既に15巻まで書き進めている。書棚を確認すると10冊しか並んでいない。一月もすれば読み終わってしまうので、あとの5冊を購入するように頼んでおいたが、どうやら寄贈本らしい。寄贈される方に「続きもお願いします」と伝えて、と厚かましいお願いをして帰った。


「熱帯夜 どこ吹く風の 本見付け」

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