ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

マメ科の花たち

            ノアズキ

                ナンテンハギ

                 ネコハギ

                 ヤブマメ


 春にはカラスノエンドウなどがマメ科を代表する感じで野辺を賑わせてくれるが、秋の方が食用豆の収穫季節なので、野生種を含め多種多様の蝶型花を愉しめる。ハギに代表されるように花色は紫系が多いが、黄色い蝶型花のノアズキがひときわ目立つ。
 ノアズキは葉の形が秋の七草のクズに似ているので、ヒメクズという別名を持つ。花は似ても似つかぬ色姿で、マメ科の花を構成する舟弁(竜骨弁)の先が鉤状に曲がっている、という何とも奇妙な特徴を持つ花である。一度覚えたら忘れられない花姿である。よく似た仲間にタンキリマメやトキリマメというのもある。因みに小豆の原種はヤブツルアズキという仲間である。
 紫系では春の山菜として美味しく頂いたフタバハギ(ナンテンハギ)が鮮やかな紫色で目を楽しませてくれる。3年ほど前に花を摘んで甘酢漬けにした事を思い出す。目立たない小さなネコハギというのもある。僅かに中心部に紫の薄化粧を施した可愛い花である。まだ食したことがないのだがヤブマメは美味しいらしい。小豆の原種に触れたので、大豆にも触れないと片手落ちのそしりを受けかねない。ヤブマメに似たツルマメを改良したのが大豆である。豆好きのロクは黒枝豆が出荷されるのを今か今かと待ち焦がれている。


「枝豆を 今か今かと 待ち焦がれ」

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