ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

観察スタイル

                イヌビワコバチ

        葉柄内芽:葉を落とすと隠れていた新芽が出てくる

               プラタナスの鈴縣

               藤崎先生と演題


 サークルの観察スタイルは「トンボのメガネ」という名前に凝縮しているはずだが、参加者が増えるに従い、シニアの居場所提供になってきた感もする。それはそれで意味のあることだが、主宰者としては本来の自然観察をメインに、文化や歴史など幅広く吸収できるサークルでありたい。トンボの複眼で広く見渡し、単眼でじっくり観察するというスタイルを堅持したい。例会に向けて下見をするのは、コースや時間配分の確認に咥えて、これだけは是非観てもらいたい、「へえ~そうなんや?」という感動を与えたいという思いがある。事務局メンバーと下見をする時には、しっかり観察出来るのがせめてもの慰めになっている。観察出来たことを、押し付けにならずに皆さんに伝える方策にも頭を絞らなければならない。
 先日もブログ紹介したが、イヌビワの雄株があったので、熟れた実を見つけイヌビワコバチが入っているか確認してみた。羽を持つコバチの存在を確認出来て嬉しくなる。熟れた実の形もハチが出入りしやすいように先の方が拡がっている。交友録に記載のイヌビワに、より近付けたようである。プラタナスの冬芽戦略も確認しておいた。葉を落とす前の準備として、既に冬芽がマントにくるまれて成長している。記憶が正しければ「葉柄内芽」と云ったはずだが。
 久し振りの対面授業で京大の藤崎 憲治名誉教授の講座を楽しく拝聴してきた。地球温暖がもたらす昆虫界の異変など興味津々の話である。良い一日だった。


「温暖化 聴けば聴くほど 寒くなり」

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