勢ぞろいした皆さんの「寅」

　ひとくらクラブでも干支工作を提供しているが、依頼された工作提供はこれで終えることになる。今回はキット作りと工作の進め方に苦心したので、やれやれと解放感に浸れる年末を過ごせそうだ。何はともあれ皆さんに喜んで頂けたのが何よりである。シニアに交じって子どもたちも見本通りの「寅」を作り上げていた。トンボのメガネで干支工作経験済み仲間がお手伝いをしてくれたおかげでもある。
　今年は基本的に一般参加者を受け入れずに、活動もお昼をまたがず午前中で切り上げてきた。通常ならお弁当時には豚汁などが供されてきた。そんな楽しみも奪ったコロナだが、来年には思い出話になることを願うばかりである。
　やっと宿題から解放されたので、図書室に出向き高田郁の未読2冊を借りに出掛けた。「銀二貫」と「ふるさと銀河線」である。図書室にはもう彼女の在庫がない。半年に1冊の割合で出されるシリーズ物「あきない世傳 金と銀」の11冊目はまだ入っていない。何時になれば書架に並ぶことか。途中から購入するという気にもならない。かと言って読み終えた本を全館揃えるほどの余裕はない。だれか貸してくれないかな！

「干支工作　終えて師走の　風呂に入り」