ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

爺さんは「川」へ柴刈りに

           径5cmぐらいのセンダン幼木を採取

            持ち帰ったセンダンの枝の皮むき


 何時も同じ道を散歩するのも芸がないので、コースを変えて歩くようにしている。概ね2時間コースとして午前か午後に歩いている。それ以上になると弁当持参と言うことになり大層だ。2時間も歩けば優に1万歩を超えている。それだけ歩いているのに体重計の目盛りは変化してくれない。あとは食べる量とアルコール分を減らすしか手がない。
 春探しで歩いていてもなかなか「春」が見つからない。目的を工作材料探しに絞って歩くことを思いついた。木の枝などは葉を落としている時期に採取したい。木々が葉をつけ出すと、命を奪うようでノコギリで伐り取る気にならなくなる。樹種も闇雲に採取するわけではない。自然工作で重宝しているのは雑木として繁茂するセンダンやウツギなどで、枯れたイタドリなども今の時期に採取すると、軽い杖を作ることが出来る。イタドリを漢字表記すると「虎杖」と書くぐらいだから、寅年のお薦め工作として「虎杖」を作ってみるのもユニークで、お年寄りなどにプレゼントすると喜ばれる。
 センダンは山に出かけても見つからない。淀川の河川敷まで出掛ければ、河川管理事務所が伐採したセンダンの幹や枝などを、よりどりみどりで探せるのだが、遠出は控えているので地元の川で探さなければならない。家の近くに一庫ダムに流れる川があり、その中間あたりが「龍化渓谷」と呼ばれる景勝地である。そこまで足を伸ばすと鳥たちが運んだだろう種が根付き、センダンの幼木がたくさん見つかる。持ち帰りの苦労さえいとわなければ取り放題。管理事務所から河川管理協力の表彰状が送られてくるかもしれない。


「芽吹前 爺さんのこのこ 柴刈りに」

×

非ログインユーザーとして返信する