ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

鹿とサクラ🌸

         やはり青空に映えるソメイヨシノが一番かな

          哀れな姿になった氷室神社のシダレザクラ

              袋角が生え始めた雄シカ

                 デアーライン


 シカと言えばモミジが相場なのだが、古都奈良ではシカにサクラがよく似合う。彼らは桜の花が好きなようで、植栽されたソメイヨシノをご馳走だとばかりに食べる。庭師が剪定したのかと思うぐらい、地面からの高さを揃えた独特の景観を作り出す。デアーラインと言われ高さ(約2メートル)以上で花を咲かせている。
 昨日は花冷えの中、サークル「トンボのメガネ」例会として奈良の桜三昧と洒落込んだ。と言っても我々の活動は観察会なので、満開のソメイヨシノの花の造りを40の瞳がつぶさに観察する。その上での二親探しが欠かせない。準地元とも言うべき赤とんぼさんに下見をして頂いているので、オオシマザクラとエドヒガンの在処まで案内してもらう。ソメイヨシノの花の大きさはオオシマザクラを受け継ぎ、花の下の子房の膨らみはエドヒガンの特徴が受け継がれていることを確認して頂く。今回は親子三代で参加してくれた仲間もいたので、お孫さんへの丁寧なレクチャーなども心がけて頂けた。
 コヒガン、ベニシダレなどの園芸種も含めて、奈良の九重桜が開花しだしたのを観たり、ヤマザクラとの比較などまさに桜三昧の観察会を楽しめた。残念だったのは氷室神社のシダレザクラの寿命が尽きて、わずかな枝に残り花をみせているのが哀れだった。直ぐ傍に2代目シダレザクラが植栽されているのだが~。
 雄シカたちの角がそろそろ生え出す頃で、運良く袋角を着けだした個体を見つけることが出来た。まだ伸び出す前なので何歳シカかまでは判らない。


「人間も 鹿も喜ぶ 古都さくら」

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