ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

蒲公英の絮(わた)


 セイヨウタンポポが一気にお花畑を作って楽しませてくれたのも束の間だった。季節は進んで「蒲公英の絮」が綿毛を飛ばす準備をしている。種を遠くへ飛ばすために、花の時期に比べて倍以上の背丈になっている。
 毎朝子どもの見守りに立つ場所が宅地の広場で、いやでもタンポポの営みが手に取るように判る。カンサイタンポポからセイヨウタンポポに移り変わって、それも何日かすると花が蕾のように閉じ、花茎が倒れてしばらくお休みになる。その後、起き上がった花茎の先にはまん丸な幾何学模様の「絮」が出来上っている。ルーペで確認するまでもなく、なんとも言えない規則正しさで綿毛が四方八方に配置されている。完熟した種は風を待つばかりの状態で待機している。
 幼児が綿毛を飛ばしている絵を想像するのだが、なかなかそんな状況に巡り会えない昨今である。本当はそんな写真を紹介できれば良いのだが・・・。タンポポはユーラシア大陸全域に自生する植物だ。何処の国でも幼児が息を吹きかけて飛ばしているのだろうか?ついウクライナの子どもたちを想像してしまう。
 ツバメもたくさん渡って来だしたが、ポーズを取ってくれないので写真に収められない。ご近所のガレージには巣をかける準備しているらしく、絶えず出たり入ったりしている。ツバメの代役とばかりにシジュウカラが電線でツピー ツピー ジュク ジュクと声を掛けてくれた。春だなぁ~😄


「風を待つ 蒲公英の絮 堂々と」

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