ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

脱出の1日💦

             幕間挨拶に可愛い幼児が登場


 屋根と外壁の洗浄工程に入ったので、窓を密閉しなければならない。出来ることなら業者と入れ違いに脱出したい。能勢町内に図書館や映画館でもあれば暫しの訪問先に出来るのだが、住民が憩える場所なんて何もない。自慢できるのは豊かな自然だけである。と言ってもこの暑さの中で山に出掛ける気持ちになれない。
 色々と脱出先を探しているときに、先ず候補に挙がったのが温泉プールだった。しかし、コロナ禍での行動制限時には短時間しか利用出来ないということがあったのを思いだした。高齢者の外出自粛が叫ばれ出した矢先の訪問先としてはふさわしくないだろう。隣町の池田市には大衆演劇場があると閃いた。シニアのサークルで利用したことがあるが、妻は行ったことがないという。これで決まりだ。
 昼席は午後1時からである。それまで待機できないので一刻も早く脱出したい。買い物や食事で時間を潰すことにした。シニアグループがよく利用するガストで昼食を採る。土用の牛の日にウナギにありつけなかったので、安価な鰻丼に飛びついた。我々田舎者をびっくりさせたのは、ロボットが客席までビールや料理を運んでくれる。それだけで嬉しくなってしまった。
 歴史ある池田の呉服座では少し贅沢気分を味わいたかったので桟敷席を予約しておいた。客席を見下ろす位置関係が少しセレブ感を与えてくれる。でも大衆演劇は舞台の袖で観るのがマニアの常識らしい。絶えず役者が客席まで降りて来たり、花道での息づかいまで感じられるのが堪らないようだ。我々は高みの見物と洒落込んだが、妻は昭和の大衆文化に触れて満足したようである。


「見得を切る 幼子一座の 夏芝居」

×

非ログインユーザーとして返信する