ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

稲(イネ)の花

               食育用手作り紙芝居


 外壁塗装の下準備としての作業が始まった。阪神淡路大震災の時に外壁にクラックが入ったのでそれを補修してくれた。今日は屋根から壁までの洗浄作業が予定されているので、雨戸まで閉めなければならない。早々退出しなければ家中蒸し風呂になりそうだ。
 作業の様子も気になったし、職人さんの相手もしなければと言う気持ちで在宅したので、散歩にも出掛けられなかった。近くの田んぼの周りを歩き、イネの成長を確認するぐらいだった。最近は鹿よけのために電柵を張り巡らせてあるので、近寄って観察することも出来ない。ルーペで花のつくりを観察するのも難しくなってきた。
 稲は言わずと知れたイネ科イネ属の総元締めである。名前の由来は、食用にされる「飯」から「飯根(いいね)」に転訛してイネとなったらしい。
 イネの栽培はインドから東南アジアにかけて広まり、中国を経由して紀元前1000年頃に日本入ってきたと言われている。はじめは米粒が細長いインド型だったが、分化して丸い米粒の日本型が出来た。大別してジャポニカ種とインディカ種が栽培されている。日本では炊飯用のウルチと餅用のモチが栽培され、清酒用として品種改良されたものもある。
 今まで知らなかったのはイネの切り株に糖尿病予防の薬効があると言うことだった。昔は母乳の出を良くするために、イネのひげ根を乾燥させたものを煎じて服用していたとのこと。昭和初期までの生活の知恵だったのだろう。健康茶にイネの切り株を混ぜるアイデアが膨らんできた。ドクダミの在庫が無くなる頃だから良いかも。


「精一杯 飛び出す雄しべ 稲の花」

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