ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

始終空城(巣箱)完成


 数年前にひとくらクラブで皆さんと一緒に作った巣箱にシジュウカラは営巣してくれなかった。メンバーたちの巣箱には卵を産んでいるよとの報告を、指をくわえて羨ましく耐えていた。たぶん設置場所が悪かったのだろうと、バジニアさんに教えを請うた事を思い出す。
 その時に決意したのは「空き巣」でも良いから、世界に一つしかない巣箱を作ってみたいとの衝動だった。大きく成長したビワの木を剪定した時の幹を、巣箱に活用してみようと思い立った。ところがビワの木は木刀に使われるぐらい堅く粘りもある。くり抜くのが大変だった。春にくり抜き作業にかかったが、1年間かけて仕上げれば良いかというぐらいの遅々とした進捗状況だった。バーナーで炙ったり、水を張ったり試行錯誤の末、何とか貫通させることが出来た。それにはドリルで穴を開けて貰うなどのお手伝いを、ひとくらクラブの器用な仲間に頼んだこともある。
 一旦貫通すれば後はノミで削り落とすだけだから、サイズを替えて打ち落とす作業を暇を見付けては続けてきた。これ以上削れないところで作業は屋根を底を付けるだけである。出来れば開閉式にしたいのだが、シジュウカラのお気に召すかどうかも判らないので、1回きりの巣箱にした。たぶん入ってくれない飾りだろうと、名前も「始終空城」と名付けた。
 野辺には赤まんまと言われるイヌタデが秋を演出してくれている。ノブドウも虫が様々な色で実を飾っている。北海道ではアイヌ料理にノブドウを使うと赤とんぼさんの報告で知った。青い果実を料理に使うのかな。


「夢を追う シニア童子の 赤まんま」

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