ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

ちいさい秋

   ハゼ・ウルシ・ヤマノイモ・草紅葉・ナンテンなどが小さい秋を演出

              囓られた吊し柿の犯人は?


 ちいさい秋さがしに散歩してきた。雨の日こそストーブが恋しくなるが、晴れ渡ると小春日和が汗をかかせるので、端から上着なしで出掛ける。
 周りの山もわずかに色変りしてきたが、まだ山装うと言うほどでない。紅葉前線もやっと中部あたりまで南下してきたようだ。都会よりも標高が高いので秋の装いを一足早く楽しめる。サークルでは毎年錦秋を訪ね歩いているが、それらの目的地より山下駅までのバス風景の方が絶景で、わざわざ出掛けなくともと思うことしばしばである。
 アザミの歌に続いて ♪ちいさい秋みつけた♪ が頭をよぎり、歌詞に沿っての秋探しを目指した。♪よんでる口笛もずの声~♪ は聞こえなかったが、カラスかヒヨドリに甘くなりかけている吊し柿を狙われた。くそったれと思うが、食べられたのは安易な干し方をしてしまったので、落ち度はこちらにあると諦めた。
 ♪わずかなすきから秋の風~♪ と2番では歌っているが、天気が良ければ窓を開け放すので、すきま風よりたっぷりの秋風を室内に取り入れている。もちろんお部屋は北向きではなく南向きだから ♪くもりのガラス♪ にはならない。「すきま風」は杉良太郎だし「くもりのガラス」は寺尾聰や大川栄策の世界だ。
 やはり ♪はぜの葉あかくて入日色~♪ は外で確認しなければならない。カツラがいち早く落葉するが、サクラも色づきが早い。でも真っ赤になって人目を惹くのはウルシやハゼだろう。赤くなったウルシたちはかぶれないのだろうか。試してみたいが敏感肌のロクには勇気がない。キャンプでスイカ割りをした時にウルシ系の枝を使ってしまい、会社に行けなくなるほどかぶれてしまった苦い思い出がよみがえる。


「低木の 近寄りがたき 櫨紅葉」

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